職場における熱中症対策②

 

 

 

 

 

季節の変わり目や異常気象などで、寒暖の激しい日が突然訪れることが珍しいことではなくなってきました。涼しい日から急に気温が上がるときなどは、体が慣れていないので熱中症に気を付ける必要があります。

第2回目は熱中症が生じやすい職場について見ていきましょう。

熱中症を生じやすい職場の特徴は、①一般の環境よりも高温多湿の場所が多くみられること、②労働者自身の症状に合わせて休憩等を取りにくいこと、③運動競技ほどには高い身体負荷はかからないものの身体活動が持続する時間が長いこと、④労働安全衛生保護具の着用により体熱が放散しにくい状況になっていることなどがあげられます。

現在は熱中症対策で職場の環境が改善されてきておりますが、建設業など屋外での作業を中心に熱中症が多発していることが明らかとなっております。次回は作業環境や作業の特徴について説明していきます。

(酒)

 

厚生労働省 熱中症関連情報    参照 熱中症関連情報 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

環境省   熱中症予防情報サイト 参照 環境省熱中症予防情報サイト (env.go.jp)