職場における熱中症対策①
毎年この時期が来ると、「猛暑」や「平年より高い気温」といった言葉を必ず耳にします。熱中症には気を付けたい時期になってきました。会社においても熱中症対策がされていないことで労災が発生する場合もあり、安全配慮義務を問われることもあります。コロナ渦でマスク着用が必須となっている昨今では、さらに注意が必要になります。
「熱中症」はよく耳にするのですが、一体どのような状況をいうのでしょうか?
高温多湿な環境下において、体内の水分及び塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、循環調節や体温調節などの体内の重要な調整機能が破綻するなどして発症する障害の総称です。
症状として、めまい・失神、筋肉痛・筋肉の硬直、大量の発汗、頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感、意識障害・痙攣・手足の運動障害、高体温などが現われます。
では熱中症はどのような状況下で起こりやすいのか、次回説明をさせていただきます。
(酒)
厚生労働省 熱中症関連情報 参照 熱中症関連情報 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
環境省 熱中症予防情報サイト 参照 環境省熱中症予防情報サイト (env.go.jp)